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つる

つる
名詞
1
標準
文例 · 用例
人間も糟谷のような境遇に落つるとどっちへむいても苦痛にばかり出会うのである。
伊藤左千夫 老獣医 青空文庫
リンデンの嫩芽の萌えを見て過ぎしこゝに又来ぬ枯葉落つる日 静かな声、物うげな調子、それを味うて見るべきである。
伊藤左千夫 歌の潤い 青空文庫
結句の『枯葉落つる日』この一句これを取離して見れば、ただそれだけのことで、何等作者の独創があるのでなく、唯一句の記号に過ぎない詞であるが、この歌の結句にこの一句を置いて見ると、この平凡な一句が一首全体の上に、非常に淋しい影響と共鳴とを起すのである。
伊藤左千夫 歌の潤い 青空文庫
リンデンの枯葉の落つる秋もまたけおもき空は曇りてあるなり これは前の歌のような感じを得られない歌である。
伊藤左千夫 歌の潤い 青空文庫
二三日前に百花園からつるの手をつけてある目籠に長命菊つくし石竹の苗其他数種の青草を植込にしたやつを買って来て置いたのを持って往ったのであるきょうは暖炉の掃除をやったとの事で先生は八畳の座敷に石油暖炉をたき東向になってねていられた。
伊藤左千夫 根岸庵訪問の記 青空文庫
御覧ぜよ、奥方の御目には我れを憎しみ、殿をば嘲りの色の浮かび給ひしを」 女子は太息に胸の雲を消して、月もる窓を引たつれば、音に目さめて泣出る稚児を、「あはれ可愛し、いかなる夢をか見つる
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
まだ幼なくて伯母なる人に縫物ならひつる頃、衽先、褄の形など六づかしう言はれし。
樋口一葉 あきあはせ 青空文庫
それは亡き兄の物なりしを身に伝へていと大事と思ひたりしに、果敢なき事にて失なひつる罪|得がましき事とおもふ。
樋口一葉 あきあはせ 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避

つる

  • 弦 (弓)弓の両端に張る糸。「げん」とも読まれる。
  • 弦 (楽器)弦楽器の発音体。「げん」とも読まれる。
都留
TSURU
  • 日産・ツル5代目~7代目日産・サニーのメキシコ仕様車。
その他
関連項目
出典: つる — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0