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算筆

さんぴつ
名詞
1
標準
writing and arithmetic
文例 · 用例
特にその勉強するところのものは算筆に在て、この技芸に至ては上等の企て及ぶところに非ず。
福沢諭吉 旧藩情 青空文庫
蓋しその由縁は、下等士族が、やや家産の豊なるを得て、仲間の栄誉を取るべき路はただ小吏たるの一事にして、この吏人たらんには必ず算筆の技芸を要するが故に、恰も毎家教育の風を成し、いかなる貧小士族にてもこの技芸を勉めざる者なし。
福沢諭吉 旧藩情 青空文庫
今を以て考うれば、算筆の芸もとより賤しむべきに非ざれども、当時封建士族の世界にこれを賤しむの風なれば、これに従事する者は自からその品行も賤しくして、士君子の仲間に歯せられざる者のごとし。
福沢諭吉 旧藩情 青空文庫
藩中に商業行わるれば上士もこれを傍観するに非ず、往々竊に資本を卸す者ありといえども、如何せん生来の教育、算筆に疎くして理財の真情を知らざるが故に、下士に依頼して商法を行うも、空しく資本を失うか、しからざればわずかに利潤の糟粕を嘗るのみ。
福沢諭吉 旧藩情 青空文庫
子弟を学塾に入れ或は他国に遊学せしむる者ありて、文武の風儀にわかに面目を改め、また先きの算筆のみに安んぜざる者多し。
福沢諭吉 旧藩情 青空文庫
平太郎は知行二百石の側役で、算筆に達した老人であったが、平生の行状から推して見ても、恨を受けるような人物では決してなかった。
芥川龍之介 或敵打の話 青空文庫
代々算筆で立っていた、脇田家に生れた一子藤之介、――いま現在の一松斎も、父を打たれた当座は、刀を揮るさえ、腕に重かったのだ。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
讀み書き算筆の出來るものは、己より外にねえんだからね。
夏目漱石 青空文庫
作例 · 標準
昔の寺子屋では、子供たちはまず算筆の基礎から学んだ。
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彼は算筆の腕が非常に優れており、商売で成功を収めた。
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現代社会でも、算筆の能力は基本的なスキルとして重要視される。
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