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航する

こうする
動詞-サ変-特殊動詞-自動詞
1
標準
to voyage
文例 · 用例
大阪から例の瀬戸内通いの汽船に乗って春海波平らかな内海を航するのであるが、ほとんど一昔も前の事であるから、僕もその時の乗合の客がどんな人であったやら、船長がどんな男であったやら、茶菓を運ぶボーイの顔がどんなであったやら、そんなことは少しも憶えていない。
国木田独歩 忘れえぬ人々 青空文庫
かの女は、無事に日本の旅行を終ってフランスへ帰航するK・S氏夫妻を送って仕舞い、外人の送迎にやや疲労を感じたあとの心身を、久しぶりで自分の部屋のデスクの前に休めていた。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
* 本来からいえば、小樽を出て翌朝、私たちは樺太西海岸の本斗に上陸して、真岡より野田へ汽車で行き、一晩泊って、それからまた海路を国境の安別まで続航するはずであった。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
ところが、ちょうど摂政宮殿下の行啓と差合になるので、急に模様換えになって、そのまま北へ北へと直航することとなった。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
やはりみんなと一緒に大泊へ直航することにしようよ。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
その本流と付知川との合流点を右折して、その支流一名|緑川を遡航する舷に、早くも照り映ったのは実にその深潭の藍碧であった。
北原白秋 木曾川 青空文庫
彼は、マターファ鎮圧の命を受け、明朝払暁、マノノへ向けて出航すると。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
春は、清明の後、秋は重陽の後、順風を得て渡航するのを常としたが、朝鮮や遼東に向ふ者は対馬から、直隷、浙江、山東に向ふ者は五島から、福建、広東に渡るものは薩摩から出発した。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
作例 · 標準
巨大な豪華客船が、夕日を浴びながら太平洋を西へと航していく。
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未知の大陸を目指して、探検隊を乗せた船団は荒れ狂う大海原を航した。
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夜の海を航する船にとって、遠くに見える灯台の光は唯一の道しるべである。
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