卯杖
うづえ
名詞
標準
tree branch used as a charm against evil
文例 · 用例
そこでこの頃小説で有名なる尾崎紅葉氏や、弁護士で有名なる角田竹冷氏や、御伽小説専門の巌谷小波氏や、法官の滝川愚仏氏、また森|無黄氏|岡野知十氏などが連合して、一箇の俳社が出来た、此方でも俳声という雑誌を出して、後には卯杖と改称した。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
六 地を打つ行事――卯杖・卯槌正月に関係のあるもので、卯杖・卯槌など言ふものがありますが、此は、元は地面を叩く道具だつたと思ひます。
— ――花祭り解説―― 『山の霜月舞』 青空文庫
正月に使用するうづゑ(卯杖)・うづち(卯槌)などゝ言ふものがある。
— 折口信夫 『花の話』 青空文庫
だから、私は、卯杖・卯槌は、地べたのものを追ひ払ふ為に、たゝくものだと考へて居る。
— 折口信夫 『花の話』 青空文庫
卯杖・卯槌を空木で作り、そして、空木は鬼やらひに用ゐる木なのである。
— 折口信夫 『花の話』 青空文庫
卯杖と言ふ杖は、土地をつゝき廻ると、先の方がさゝけ、根は土の中で著く。
— 折口信夫 『花の話』 青空文庫
祇園の削り掛けの所謂|卯杖が十二本であるのは、枝沢山の削り花から、にう木に歩みよる道すぢを示したのである。
— 折口信夫 『髯籠の話』 青空文庫
ホトトギス、卯杖、秋声、日本俳壇など、その頃の俳句雑誌のあらましはあったような気がする。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
卯杖(うづえ)とは、辟邪具(邪気を祓う道具)の1つ。また、それを用いた年中行事。
出典: 卯杖 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0