ソファー
そふぁー
名詞
標準
文例 · 用例
そしてそもそも、ベッドやソファーで本を広げようというとき、二〜三キログラムの重りを膝で受けとめろというのはまぎれもない拷問だ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
況や涎を垂らす日になると、目も当てられないが、憎むべきは二人詰のソファー式ベンチを一人で占領して肱掛を枕に心地よさゝうに眠入りながら、時々首を挙げて寐惚声に首が痛くて眠られぬといふ奴等だ。
— 東海道線 『旅日記』 青空文庫
それからちょうど一時間ばかり後、僕たちが家の中に這入って行くと、例の男はグデグデに酔っ払って食堂のソファーの上につぶれていた。
— コナンドイル 『グロリア・スコット号』 青空文庫
背中をソファーのモロッコ革から起す度びに、体温で革にひっ附いていた服の剥がれる響がびりびりと背に応えた。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
海老茶色の革で室内をめぐらせてあるソファーもすでに弾力がゆるんでいたが、それでもまだ質の良い革やバネは、べこべこの日本のカフェーのものとは比較にならなかった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
参木は応接間のソファーに沈み込んだまま黙っていた。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
彼はソファーへもたれて煙草を吸った。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
」 高重と山口はソファーへ並んだ。
— 横光利一 『上海』 青空文庫