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生焼け

なまやけ
名詞-の形容詞名詞
1
標準
half-roasted
文例 · 用例
よくよく咽喉の栓となつた生焼けの餠は、却々取り除けられさうもなかつた。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
生焼けだね」と医者が云ふと赤坊を膝に載せてる母親が乞食のやうな調子で泣いて「わたくしが悪うございました」と云つた。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
どうもおかしい、おれは生焼けの餅を食わされたんだ」 ――あら、そんなお話はじめてよ、今まで一度も仰らなかったじゃないの」 妻は仕切りの障子を開けて白い顔を茶の間に出した。
岡本かの子 青空文庫
それをしょっちゅう聞かされて居たもんだからふいと出されたお前の生焼けの餅に妙に愛感を持たされてしまったんだ――」 妻は夫の前から餅あみのかかって居る火鉢を抱え取って云った。
岡本かの子 青空文庫
御利益のある八幡様が生焼けになるか?
佐々木邦 ある温泉の由来 青空文庫
それは極めて大きな作で、見たこともない十字形の紋様が張り付けてあって、その上からうすく流釉がかけてあり、生焼けでぼんやりそれが見えていました。
柳宗悦 多々良の雑器 青空文庫
しかもこのちぢれた梅華皮は作った陶工から見れば所謂不上がりであり、生焼けであって、予期した完全な上がりではないのである。
北大路魯山人 古器観道楽 青空文庫
生焼けでもいい、焼き過ぎでもいい、高台が深くても浅くてもいい。
北大路魯山人 古器観道楽 青空文庫
作例 · 標準
バーベキューで火力が強すぎて、表面は焦げているのに中が生焼けの鶏肉になってしまった。
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「これ、ちょっと生焼けじゃない?」と心配そうにステーキの断面をナイフで切って見せた。
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電子レンジの加熱時間を間違えたのか、グラタンの底の方が生焼けで冷たいままだった。
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