ドーラン
ドーラン
名詞
標準
greasepaint
文例 · 用例
信吉は冴子が楽屋へ戻って、ドーランを落して、衣裳を着変えて、楽屋の裏口へ出て来るまでの時間を、計算しているのだった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
冴子が楽屋へ戻って、ドーランを落し、衣裳を着変えて、エレヴェーターで降りて来るまでの時間を計るのは、勘以外にはない。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
マイク・ドーランっていう男のやってる喫茶店に顔を出して、カウンタの後ろに一人でいたマイクと握手した。
— A RETRIEVED REFORMATION 『罪と覚悟』 青空文庫
」とマイク・ドーランはにやにやする。
— A RETRIEVED REFORMATION 『罪と覚悟』 青空文庫
あの、華やかなスポットライトに浮び出た彼女の厚いドーラン化粧の下にも、その焦燥が痛々しく窺われるではありませんか。
— 蘭郁二郎 『腐った蜉蝣』 青空文庫
真ッ昼間だというのに、黄色のドーラン化粧に、青のアイシャドウ、おまけに垂れ滴るような原色の脣をもった、まるでペンキを塗った腸詰のようなその黴毒女を、春日が、例え噂にもしろ「ネネ」と呼んだ、ということについては、激しい不満を感ぜずにはいられなかった。
— 蘭郁二郎 『腐った蜉蝣』 青空文庫
そのころはドーランを塗つて銀座を歩いてゐたものだつたよ。
— 坂口安吾 『外套と青空』 青空文庫
いかに黒ずんだドーランをぬたくり眼鏡をかけていても、オレが首実検すれば判ることだ」ミス南京の告白 波川巡査は娘にだけは自分の見込みを語ったが、まだ他の誰にも打ち明けない。
— 坂口安吾 『南京虫殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
舞台俳優は、役作りのために顔にドーランを塗った。
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ハロウィンの仮装で、白いドーランを顔全体に塗った。
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ドーランは油性なので、クレンジングでしっかりと落とす必要がある。
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ウィキペディア
ドーランとは、油性の練り白粉のことである。化粧品の一種として、主に演劇上演や映画撮影などでのメイク用途に使われる。
出典: ドーラン — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0