旧君
きゅうくん
名詞
標準
former lord
文例 · 用例
『呉越春秋』か『越絶書』に、伍子胥越軍を率いて、その生国なる楚に討ち入り、楚王の宮殿を掠めた時、旧君たりし楚王の妃妾を強辱して、多年の鬱憤を晴らしたとあった。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
従前は其藩にありて同藩士の末座に列し、いわゆる君公には容易に目通りもかなわざりし小家来が、一朝の機に乗じて新政府に出身すれば、儼然たる正何位・従何位にして、旧君公と同じく朝に立つのみならず、君公かえって従にして、家来|正なるあり。
— 福沢諭吉 『徳育如何』 青空文庫
なおなはなだしきは公に旧君の名をもって旧家来の指令を仰ぎ、私にその宅に伺候して依托することもあらん。
— 福沢諭吉 『徳育如何』 青空文庫
作例 · 標準
家臣たちは、謀反を起こした新君より旧君への忠誠を選んだ。
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落城後も、一部の兵は旧君の仇を討つことを誓った。
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彼の行動は、旧君への変わらぬ敬意を示していた。
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旧君から賜った刀は、彼にとって何よりも大切なものだった。
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