身読
しんどく
名詞
標準
文例 · 用例
香川景樹の歌集、あの一冊の桂園一|枝、あれだけでも、本当に理解したといふ段になると、一生かゝつて何遍も何遍も身読して見なければ分らぬものだ』況んやすぐれた作品に於てをや。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
小学校の修身読本はチヤンと教へてゐる。
— 内田魯庵 『人相見』 青空文庫
椿岳の伝統を破った飄逸な画を鑑賞するものは先ずこの旧棲を訪うて、画房や前栽に漾う一種異様な蕭散の気分に浸らなければその画を身読する事は出来ないが、今ではバラックの仮住居で、故人を偲ぶ旧観の片影をだも認められない。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
宗教生活の深い味にこれから少しずつ味識し身読してゆかせてもらいたいものです。
— 倉田百三 『青春の息の痕』 青空文庫
思想は知られるものではなくて、行ないながら、持たるるもの、身読せらるるものと存じます。
— 倉田百三 『青春の息の痕』 青空文庫
すなわち身読し、色読する必要があるのです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
われらは、まさしく『心経』を、心読し、さらにこれを身読してゆきたいのです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
第三に私の注意したい所は、現在の国語読本や修身読本に書かれている口語体が余りに悪文に満ちていることです。
— 与謝野晶子 『教育の民主主義化を要求す』 青空文庫