美童
みやらび
名詞
標準
handsome young woman
文例 · 用例
家中随一の美童である。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
客と、銑吉との間へ入って腰を掛けた、中でも、脊のひょろりと高い、色の白い美童だが、疳の虫のせいであろう、……優しい眉と、細い目の、ぴりぴりと昆虫の触角のごとく絶えず動くのが、何の級に属するか分らない、折って畳んだ、猟銃の赤なめしの袋に包んだのを肩に斜に掛けている。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
月と美童月映の、露の野道のほんの濃い、向うの靄で。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
詩としては、『海豹と雲』に收めた「月光の谿」の中の「緑ヶ丘夜景」等の七八篇、「童話と月」の中の「月と美童」がある。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
詩としては、『海豹と雲』に収めた「月光の谿」の中の「緑ヶ丘夜景」等の七八篇、「童話と月」の中の「月と美童」がある。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
まだほんとうに早い」一人の美童が重い黄金の鐘槌で部屋じゅうに日の出後の第一時を鳴り響かせて報じた時、彼はもの思いに沈みながら言い続けた。
— THE ASSIGNATION 『しめしあわせ』 青空文庫
例せば、面首を以て愛重された男子はことごとく柔弱萎縮しおわると説く者甚だ多きも、ハンニバル、シーザル等かつて若契を経た偉人泰西に多く、「蘭丸をいっち惜しがる本能寺」、「佐吉めは出征をしたと和尚いい」、わが邦にも美童の末大名を馳せた者少なからず。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『古今著聞集』承安二年五月二日東山仙洞で鶏合せされし記事に、無名丸、千与丸などいう鶏の名あり、その頃は美童や、牛、鷹同様、主として丸字を附けたらしい。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
沖縄の美しい海を背景に、紅型をまとった美童たちが華やかに舞い踊る。
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祭りの行列の先頭を行く美童の笑顔は、周囲を明るく照らす太陽のようだ。
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村で一番の美童と評判の彼女には、言い寄る男たちが後を絶たない。
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