まねぶ
まねぶ
動詞
標準
文例 · 用例
また学には効の意味があって、和訓では学を「まなぶ」という、「まなぶ」は「まねぶ」の転語で倣い真似ることで、また「学ぶ」は「真似|履む」ことで、昔の人の高い徳(善いところ)を真似て倣い履むことであると、谷川士清(江戸時代の国学者)は説いている。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
此は彼以前からも兆してゐたものだが、彼に具体化せられて、後|之をまねぶ者が多くなつた。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
あるいは、稚児の泣きをなせと命ぜば、すなわちこれをなし、歌えと命ぜば長声吟朗これに応じ、「犬はいかにほゆるや」と問えば、声その犬に擬し、読書の声に模し、唱歌の音にまねぶ。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
並び立つ樅の高樹は、智識めく影のふかみに鈍びくゆる紫ごろも、合掌の姿をまねぶ。
— 蒲原有明 『有明集』 青空文庫