今様
いまよう
名詞名詞-の形容詞
標準
modern style
文例 · 用例
さるを現今様々なる新主義新主張の提唱者等は、生産の形式で芸術を展開しようといふ、徒な欲求を持する者ではあるまいか。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
十二 信如が何時も田町へ通ふ時、通らでも事は済めども言はば近道の土手々前に、仮初の格子門、のぞけば鞍馬の石燈籠に萩の袖垣しをらしう見えて、椽先に巻きたる簾のさまもなつかしう、中がらすの障子のうちには今様の按察の後室が珠数をつまぐつて、冠つ切りの若紫も立出るやと思はるる、その一ト搆へが大黒屋の寮なり。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
後にまた古今集の時代になって、一時七五調の今様が流行したが、これもまたその単調から、直ちに倦きて廃れてしまった。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
今度は全く今様や新体詩の退屈になってしまう。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
けれどもその実、彼等の詩体は何の新しいものでもなく、日本に昔から伝統している長歌・今様の復活であったのだ。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
即ち彼等もまた、一方の改新的な歌人と同じく、国粋の詩形に新しい内容を盛ろうとしたので、言わば新体詩の本質は、当時の所謂「新派和歌」に対照して、「新派今様」と言わるべきものであったのだ。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
なつかしき我が武ちゃんよ、――今様のハイカラの名は敬慕するかはせみの君、外国のラリルレ語酔漢の語でいへばm…m…my dear brethren !――君が文読み、くり返し、我が心青柳町の裏長屋、十八番地ムの八にかへりにけりな。
— 石川啄木 『詩』 青空文庫
直ぐに福岡市大名町に在る赤煉瓦の天主教会へ代表二人で乗込んでこの今様苅萱道心問題を解消さすべく談判を試みる事になったが、そこへ出て来た宣教師のジョリーさんという仏蘭西人が、日本人以上に日本語がよくわかる上に、日本人以上に粋を利かせる人だったので助かった代表二人の喜びと安心は非常なものがあったという。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の着物は、古典柄を使いつつも、どこか今様で洗練された雰囲気だった。
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このレストランは、内装が今様で、デートにぴったりだと評判だ。
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伝統音楽に現代的なアレンジを加えることで、今様のサウンドが生まれる。
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彼女は、昔ながらの技術を活かしながら、今様なデザインのアクセサリーを作っている。
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標準
verse form from the Heian and Kamakura periods consisting of 4 lines each divided into two parts of 7 and 5 syllables
作例 · 標準
源氏物語にも、当時の貴族が嗜んだ今様が詠まれている。
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平安時代の貴族は、今様を歌い、詩を詠むことを楽しんでいた。
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この古典文学の授業では、今様の形式とその歴史的背景について学ぶ。
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今様は、七五調の歌謡詩として、当時の人々に親しまれた。
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ウィキペディア
今様(いまよう)は、日本の歌曲の一形式。今様とは「現代風、現代的」という意味であり、当時の「現代流行歌」という意味の名前であった。
出典: 今様 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0