唐国
からくに
名詞頻度ランク #630 · 青空 11 例
標準
China
文例 · 用例
毛唐国の花だとさげすみながら、人は何と争って五月の花壇の真中に何よりも大切にこの宝石の様な花たちを、栽培するようになった事よ。
— 岡本かの子 『五月の朝の花』 青空文庫
それより約三百八十余年前、今年よりは千六百十余年前、唐の李肇が書いた『唐国史補』は、三十余年前見たがまるで忘れた。
— 南方熊楠 『失うた帳面を記憶力で書き復した人』 青空文庫
唐国に名を残しける人よりもゆくへ知られぬ家居をやせん と源氏は口ずさまれた。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
これを来すこと必すべき故、果然と名づくと『本草綱目』に見え、『唐国史補』には楽羊や史牟が立身のために子甥を殺したは、人状獣心、この猴が友のために命を惜しまぬは、獣状人心だと讃美しある。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
三十一 すると摩利信乃法師は傲然と、その僧たちの方を睨めまわして、「過てるを知って憚る事勿れとは、唐国の聖人も申された。
— 芥川龍之介 『邪宗門』 青空文庫
」と兵馬も驚いたのは、熊にあらず、羆にあらず、この国ではめったに見ることができない、というよりも、太古以来絶えて存在を許されていない種類の動物、唐国の虎という獣に似たやつが一頭、まっしぐらに門の中からおどり出したからであります。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
軒にふくしょうぶ、ちまきに巻くまこもの葉、さわやかな五月の風にしっぽを振って大空を泳いでいるようなのぼりのこい、あの長いひげをはやし、黒い衣装をつけて、魔よけの剣をふるっている鍾馗までが、どうも山の人ではなくて、唐国あたりから船で海を渡ってきた目の大きな人のように見えます。
— 島崎藤村 『力餅』 青空文庫
されば孝徳天皇白雉五年に、唐国に使いして多くの文書宝物を得て帰った吉士長丹の労を嘉して位を陞し、封二百|戸を給し、呉氏の姓を賜わった如きは、唐国をクレと称し、そのクレ国に使いしたことを記念したためであるに外ならぬ。
— 喜田貞吉 『国号の由来』 青空文庫
作例 · 標準
古き良き時代、多くの文化が唐国から日本へ伝わった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
遣唐使が唐国へと渡り、様々な知識を持ち帰った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
唐国の絹は、その美しさで世界中に知られていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
かつて唐国と呼ばれた地には、今も壮大な歴史的建造物が残る。
幻辭AI · gemini-2.5-flash