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下馬先

げばさき
名詞
1
標準
dismounting place
文例 · 用例
参覲交代で江戸に在勤中の大名は、自身で、国詰め中のものは、代りに江戸家老が、おのおの格式を見せた供ぞろい美々しく、大手から下馬先と、ぞくぞく登城をする。
こけ猿の巻 丹下左膳 青空文庫
それより評定所や下馬先や、大名方のお供の大勢集まるところへ首を突込んで、精一杯お前の耳を働かせるんだ」「へエ――?
八千兩異変 錢形平次捕物控 青空文庫
「親分の言つた通り、下馬先のあたりを半日うろ付くと――」「何にか聞き込んだか」「親分の天眼通に驚いたぜ」「何をつまらねえ、――腹を切つたのは、何處の家來だ。
八千兩異変 錢形平次捕物控 青空文庫
酒井邸は千代田城大手の下馬先にあった。
第二部 樅ノ木は残った 青空文庫
そこでかれらは板倉邸を辞し、大手下馬先の酒井邸へ向かった。
第四部 樅ノ木は残った 青空文庫
場所は、江戸城外の下馬先へと、話が一転する。
吉川英治 新編忠臣蔵 青空文庫
大手の下馬先は、朝から、動かない馬と駕籠と、供待の人間で、埋まっていた。
吉川英治 新編忠臣蔵 青空文庫
広い下馬先を眺めると、潮みたいに、人間が揉めている。
吉川英治 新編忠臣蔵 青空文庫
作例 · 標準
お城の門の手前にある下馬先では、登城してきた役人たちが馬を預け、身なりを整えていた。
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下馬先は情報を交換する絶好の場所でもあり、主人の帰りを待つ従者たちが世間話に花を咲かせていた。
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祭りの当日、神社の参道に近い下馬先は、馬から降りる参拝客でごった返していた。
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