手鼻
てばな
名詞
標準
blowing one's nose with one's fingers
文例 · 用例
丁度クリストフは手鼻をかんだ処で、そのとばしりが地の透くやうになつた上衣に掛かつてゐるのを、丁寧にゴチツク形の指で弾いてゐる。
— GREISE 『老人』 青空文庫
見張の男は背後の方で、手鼻をかむ音をさせました。
— 田中貢太郎 『宇賀長者物語』 青空文庫
清さんはチンチンと手鼻をかんでちょこちょこ歩きをする。
— 伊藤左千夫 『隣の嫁』 青空文庫
彼等は、身寄りのない雪の北海道で「越年」するために、自分の身体を手鼻位の値で「売らなければならない」――彼等はそれを何度繰りかえしても、出来の悪い子供のように、次の年には又平気で(?
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
行人欄に倚りて見るものあるも更に恥る色なく指頭に一物を拈って静に雫を払い手鼻をかんで笘の中に入る。
— 永井荷風 『偏奇館漫録』 青空文庫
或るフランスの貴族はいつも手鼻をかんだ。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
……或るフランスの貴族はいつも手鼻をかんだ。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
貴様の気持ちも判るが……」「本当に、熊だってばな!
— 佐左木俊郎 『熊の出る開墾地』 青空文庫
作例 · 標準
彼は恥ずかしげもなく手鼻をかんだ。
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そんなところで手鼻をかむのはやめてくれ。
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昔の人はティッシュがないとき、手鼻をかむこともあった。
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