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下馬評

げばひょう
名詞
1
標準
rumor
文例 · 用例
」と、くだらぬ下馬評
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
が、何れにしてもみんなの口は、新任先生の下馬評に賑つて、囁きとなり呟きとなり笑ひとなつて、部屋の空氣がざわめき立つてゐた。
南部修太郎 猫又先生 青空文庫
天下の豪傑、頭山満が来たというので、才物の菊地市長尊大ぶって、羽根づくろいをするために待たせたものらしいという後人の下馬評である。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
第六夜 運慶が護国寺の山門で仁王を刻んでいると云う評判だから、散歩ながら行って見ると、自分より先にもう大勢集まって、しきりに下馬評をやっていた。
夏目漱石 夢十夜 青空文庫
「かかる官府の豹変は平安盛時への復帰とも解釈されるし、また政府の思想的一角が今日、俄かに欧化した」とも云い得るかのようであるが、実際には帝国芸術院が出来ると一緒に忽ち養老院、廃兵院という下馬評が常識のために根をすえてしまった。
宮本百合子 矛盾の一形態としての諸文化組織 青空文庫
しかし、この大きな獲物の内容に就いては秘密に附されただけに、松島から青葉城下へかけて、さまざまの下馬評と、見て来たような当て推量が、事実らしく伝えられたのは是非もありません。
白雲の巻 大菩薩峠 青空文庫
御家の宝物の品調べは、そんなようなわけで、何の根拠もない無責任な下馬評のはやるに任せているが、そのままで済まされないのは、この大胆不敵なる曲者の詮議であります。
白雲の巻 大菩薩峠 青空文庫
これだけのことは自分の家内ではできない、女中ならなおさらできない、料理屋と同じじゃないか、と、この程度のお世辞が、その老女中の名を高からしめ、その料理は美味いということに、下馬評として決められたのである。
北大路魯山人 家庭料理の話 青空文庫
作例 · 標準
優勝候補筆頭という事前の下馬評を覆し、ノーマークだった新人が見事な勝利を収めた。
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新市長の選考において、世間の下馬評では現職の副市長が有力とされていたが、結果は意外なものだった。
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次回の芥川賞の受賞作について、文芸ファンの間では早くも下馬評が飛び交っている。
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