年比
ねんひ
名詞
標準
文例 · 用例
マイクロコンピューターの市場は、前年比七〇パーセントを超える伸び率で成長を続けていた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
従来、前年比一〇パーセント程度だった売上高の伸びが、一九七四(昭和四十九)年には八〇パーセントを超え、一九七五年には、大きくジャンプした前年をさらに一〇〇パーセント以上上回った。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
女の家では女が年比になったのを見て、生きているやら死んでいるやら判らない男を待たしておくわけにもゆかないので、劉祥という者の家へ嫁いらそうとしたが、女が承知しない。
— 田中貢太郎 『再生』 青空文庫
「先生が僕を見棄てないなら、僕の家に十五になる男の児があります、先生の方にどなたかありますなら、迎えたいと思いますが、先生の方に年比の方がないでしょうか」 胡は喜んで言った。
— 田中貢太郎 『胡氏』 青空文庫
その薬師町の繁昌は明治二十年比まで続いたが、それがみょうなことからぱったり火の消えたように衰微した。
— 田中貢太郎 『不動像の行方』 青空文庫
女はもう年比になっていた。
— 田中貢太郎 『鮭の祟』 青空文庫
お作は女の手一つで夫の形見を育てていたが、何時の間にかその小供も年比の女となった。
— 田中貢太郎 『妖怪記』 青空文庫
年比は五十前後であろう。
— 田中貢太郎 『人面瘡物語』 青空文庫