持ちがよい
もちがいい異読 もちがよい
表現形容詞-良い型多音語
標準
long-lasting
文例 · 用例
秋近き空の色、照りつける三時過ぎの強き日光、すこぶるあついけれども、空気はおのずから澄み渡って、さわやかな風のそよぎがはなはだ心持ちがよい。
— 伊藤左千夫 『紅黄録』 青空文庫
洋燈が煌々として昼のうす暗かった反対に気持ちがよい。
— 伊藤左千夫 『紅黄録』 青空文庫
浴衣はただ反物で見て居るだけでも気持ちがよいと申しました。
— 小泉節子 『思い出の記』 青空文庫
かえって、すこし心持ちがよいからと、厠にも人に援けられていった。
— 長谷川時雨 『松井須磨子』 青空文庫
けれど、其は気持ちがよい、と言ふだけの事です。
— 折口信夫 『芝居に出た名残星月夜』 青空文庫
乞食もできないとすれば、むしろ力ずくで奪うほうがいくら気持ちがよいか知れない。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
そのような時、堅い物を後頭部にあてがうと気持ちがよい。
— 豊島与志雄 『聖女人像』 青空文庫
そして広々と見晴らせて、明治以前の江戸の土地の面影がしのばれて気持ちがよい。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
作例 · 標準
この靴は少し高いけれど、作りがしっかりしていて本当に持ちがよい。
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「やっぱり本革の鞄は、手入れさえすれば持ちがよいから一生ものだよ」
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安物買いの銭失いとはよく言ったもので、質の良いものの方が結局は持ちがよい。
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