御高祖頭巾
おこそずきん
名詞
標準
okoso-zukin
文例 · 用例
「あなたは先き程の、――」 と、そういいながら雪之丞は、御高祖頭巾を取ろうとした。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
振袖の袂で、御高祖頭巾のように頭と顔をつつみ、けたたましく泣き喚きながら、「山根」に走り帰って来た染奴を、誰も、はじめは、発狂したのではないかと疑った。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
何者かうしろに人のけはいをでもかぎ知ったごとくに、突然右門がぴたりと歩みをとめて、そこの小陰につと身を潜めましたものでしたから、伝六も気がついてふりかえると、かれらを追うようにして道具屋の店から姿を現わした者は、塗りげたにおこそずきんの、まぎれもなき彼女でした。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
例句