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腕比べ

うでくらべ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
contest (of strength or skill)
文例 · 用例
彼の家の近くに住む一商人はある夜紀昌の家の上空で、雲に乗った紀昌が珍しくも弓を手にして、古の名人・※と養由基の二人を相手に腕比べをしているのを確かに見たと言い出した。
中島敦 名人伝 青空文庫
毒と覚って珈琲を引っくり返したところなぞを見ると案外腕の冴えた悪党で、この事件の真相というのも実は、稀代の大悪党と大毒婦の腕比べのあらわれかも知れないという疑いを十分に持っていたのであった。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
いったい旦那方のような立派な御身分の方が、怪し気な泥棒を相手に、腕比べや智慧比べをなすったのが間違いの因だったんで」「?
怪盗系図 銭形平次捕物控 青空文庫
御苦勞だがもう一度行つて見てくれ」「へエ――」 さう言はれなくてさへ、張り切つた若駒のやうに飛出さうとして居る平次、いよ/\怪盜風太郎と、人交へもせずに最後の腕比べをしてやらうと思ふと、思はず武者顫ひが全身を走ります。
大盜懺悔 錢形平次捕物控 青空文庫
今日の腕比べは五分五分だ。
野村胡堂 古城の真昼 青空文庫
御苦労だがもう一度行ってみてくれ」「ヘエ――」 そう言われなくてさえ、張り切った若駒のように飛出そうとしている平次、いよいよ怪盗風太郎と、人交えもせずに最後の腕比べをしてやろうと思うと、思わず武者顫いが全身を走ります。
大盗懺悔 銭形平次捕物控 青空文庫
半面の大怪我で世の女の望みを諦めて居たお通が、騙されて夫婦約束をしたのも、飛行具の秘密を易々盗まれたのも無理のないことですが、鶴次郎は、それを土産に金沢に帰り、士分に取り立てられた上、奥村主殿の娘里代をそそのかして許婚になり、次第に増長して、幸吉と飛行具、飛行術の腕比べがしたいと願い出たのです。
野村胡堂 天保の飛行術 青空文庫
「それではこの幸吉に、鶴次郎と腕比べをしろと仰しゃるので」 幸吉の顔には言いようも無い不快の色が漲ります。
野村胡堂 天保の飛行術 青空文庫
作例 · 標準
例句