紫華鬘むらさきけまん名詞1標準文例 · 用例わたしは滝しぶきに濡れながら、古い山伏供養碑の文字を判読したり、紫華鬘の花株を握ったりしたあと、滝壺に接近して佇んだが、もうもうとけむる水煙のなかに、大きな一本の生まの流木が根を上にひっくりかえり、その全身の青葉をはげしく揺りうごかしているのが認められた。— 吉野秀雄 『滝しぶき』 青空文庫