研究題目
けんきゅうだいもく
名詞
標準
subject for study (inquiry, enquiry)
文例 · 用例
研究題目は上長官の命令で決まっており、その上に始めから日限つきでその日までにはどうでも目鼻をつけなければならないこともある。
— 寺田寅彦 『学問の自由』 青空文庫
これはしかるべき生理学者の研究題目になりうるのではないかと思われる。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
そういう行きがかりで晩年自分が某研究所に入って自由に好きな研究の出来るという幸福な身分になったとき、別にわざわざ選ぶともなく自然に選んだ研究題目の一つは空中放電現象のそれであった。
— 寺田寅彦 『家庭の人へ』 青空文庫
これも一つのまじめな研究題目とすればなりうるであろうし、これを深く追究すれば、元来きわめて不明瞭な「摩擦」そのものの本性に関する諸問題に意外な曙光をもたらすようなことにならないとも限らない。
— 寺田寅彦 『日常身辺の物理的諸問題』 青空文庫
以上は単なるスペキュレーションに過ぎないが近来ますます盛んになった分子物理学上の諸問題と連関して種々興味ある研究題目を暗示する点において多少の意味があろうと思うので本誌の余白を借りて思いついたままをしるした次第である。
— 寺田寅彦 『鐘に釁る』 青空文庫
これらの現象の多くのものは、現在の物理的科学の領域では、その中でのきわめて辺鄙な片田舎の一隅に押しやられて、ほとんど顧みる人もないような種類のものであるが、それだけにまた、将来どうして重要な研究題目とならないとも限らないという可能性を伏蔵しているものである。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
そういうおもしろい研究に対してもその研究題目それ自身に対していろいろの故障を申し立てる学者があると見えて、そういう「異端学者」の論文の中に、そういう故障への弁明の辞を述べ立てたのがおりおり見当たる。
— 寺田寅彦 『物質群として見た動物群』 青空文庫
大学を卒業して大学院に入り、そうして自分の研究題目についていわゆるオリジナル・リサーチを始めてほんとうの科学生活に入りはじめたころに、偶然な機会でまた同時に文学的創作の初歩のようなものを体験するような回り合わせになった。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
作例 · 標準
彼の卒業論文の研究題目は、とても独創的だった。
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教授から与えられた研究題目を、彼は熱心に掘り下げている。
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「今年は、どんな研究題目に取り組むの?」と先輩が尋ねた。
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