上分別
じょうふんべつ
名詞
標準
good idea
文例 · 用例
出來した面があるならば、早う上樣にさしあげて、お慈悲をねがふが上分別ぢやぞ。
— 岡本綺堂 『修禪寺物語』 青空文庫
その果がとうとう露人の病院に入院して肺結核という診断を受け、暫らくオデッサあたりに転地するかさなくば断然帰朝した方が上分別であると、医師からも朋友からも切に忠告された。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
度胸を据えて世の中を面白く暮すのが上分別さ」と、市九郎の心に、明け暮れ悪の拍車を加えた。
— 菊池寛 『恩讐の彼方に』 青空文庫
出来した面があるならば、早う上様にさしあげて、お慈悲をねがうが上分別じゃぞ。
— 岡本綺堂 『修禅寺物語』 青空文庫
玉をさらってひとまずのがれ、さてそいつをおとりにして、口説きおとすが上分別さ、第一おいらが広太郎を、血だるまにしたと知ったら、お町めあべこべに憎むだろう。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
いまのうちに片づけてしまう方が、いろいろな点から考えてどの位上分別かわかりません。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
もうこうなった以上、恥をしのんで、何もかもリット少将閣下に、報告してその指揮を仰いだ方が上分別ですぞ」「なに、リット少将閣下に――」 フランク分隊長は、きっと顔をこわばらせた。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
――会社では定期の増俸期がもうあと一ヶ月に近づいてきたので、B氏はこの場合社長の御機嫌をとりむすんでおくのが上分別と、きのふの日曜を仕合せにわざ/\その自宅をおとづれて社長に会つたものだ。
— 大正十四(一九二五)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
「そんなに無理をして進めるより、一度白紙に戻すのが上分別というものですよ」
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怒りに任せて反論せず、一晩置いてから冷静に話し合うのは上分別だ。
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彼は若いながらも、周囲が驚くほどの正確な判断と上分別を備えていた。
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