賓辞
ひんじ
名詞
標準
object
文例 · 用例
** 「韻律なき韻律」という類の言語は、賓辞が主辞を否定することに於て、別の新しき定義を暗示しようとするのである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
例えば「道徳なき道徳」という場合に、賓辞の道徳が意味するものは、過去の所謂道徳と全くちがった、別の新しい道徳を意味している。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
「韻律なき韻律」の場合もそうであって、賓辞の意味する韻律は、過去の言語が意味する所謂韻律や韻文とは、全く別種のものを指しているのだ。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
ある一つの有力な賓辞に対する狭小な認識はそれが批評となって現わされたとき、勿論芸術作品の成長範囲をも狭小ならしめることは、一例を取るまでもなく明かなことである。
— 感覚活動と感覚的作物に対する非難への逆説 『新感覚論』 青空文庫
最近|遽に勃興したかの感ある新感覚派なるものの感覚に関しても、時にはまた多くの場合、此の狭小なる認識者がその狭小の故を以って、芸術上に於ける一つの有力な感覚なる賓辞に向って暴力的に突撃し敵対した。
— 感覚活動と感覚的作物に対する非難への逆説 『新感覚論』 青空文庫
論理学命題の規則中に、主辞、賓辞を転倒するの過失を証明せり。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
「そういう言いかたは、じょうひんじゃないよ。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『アヒルの庭で』 青空文庫
あんなひんじゃくな木から、まるで兎の眼のような赤い実がなるなんてふしぎです。
— 林芙美子 『お父さん』 青空文庫
作例 · 標準
この文では、「本」が動詞「読む」の賓辞となる。
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文法では、主語、述語、そして賓辞の役割を理解することが重要だ。
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彼は、相手の言葉の真の賓辞を捉えようと努めた。
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標準
predicate
作例 · 標準
この文の主語は『猫』、動詞(述語)は『眠る』、そしてその状態を表す賓辞は『静かに』です。
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文法では、動詞が表す動作や状態を詳しく説明する賓辞の役割が重要視されます。
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彼は、単に事実を述べるだけでなく、その背景にある意味合いを語ることで、聴衆の理解を深める賓辞を効果的に用いた。
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