常食
じょうしょく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
daily food
文例 · 用例
七分三分、あるいは六分四分に米麦を混合して常食としている農民は、平常から栄養摂取を十分にやっているわけだが、一年中食うだけの麦を持っている者も、組合から配給される平麦を買って、持っている麦があまるならそれは玄麦で売れというのである。
— 黒島傳治 『外米と農民』 青空文庫
それはブルジョア文学としては当然であるが、彼等が、一杯の麦飯にも困難する農民、そして彼等が常食とする米を作りだしている農民と、彼等の文学が何等の関係をも持たなかった。
— 黒島傳治 『農民文学の問題』 青空文庫
太古の先住民族や渡来民族は多く魚貝や鳥獣の肉を常食としていたかもしれない。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
もう一つ日本人の常食に現われた特性と思われるのは、食物の季節性という点に関してであろう。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
芋は百姓の半分常食になっていた。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
それからこの辺のこのごろの生活に触れ、昔は米などは残らず上納し、百姓は蜀麦や稷のようなものが常食であり、柿の皮の干したのなぞがせいぜい子供の悦ぶ菓子で、今はそんな時勢から見ると、これでもよほど有難い方だと、老人たちが言っているというのであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
なぜなら彼女の濃い口紅をひいた唇は、飯のかはりに男を常食してゐるかのやうに毒々しかつたからです、しかし今の彼女は何事に対しても神のやうに静かに祈つてゐるやうです。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
金翅鳥は竜を常食とする大鳥で、これまた卵胎湿化の四生あり、迦楼羅鳥王とて、観音の伴衆中に、烏天狗様に画かれた者だ。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
魚は、この地域の住民にとって、昔から常食とされてきた。
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彼の常食は、質素なものだが、栄養バランスは取れている。
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「なんか、毎日同じものばかり食べてると飽きるよね。たまには常食じゃないものを食べたいな。」
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ウィキペディア
常食(じょうしょく)は、健康な人(健常人)が普段日常生活で食べているような食事のこと。通常食、普通食とも呼ぶ。常日頃、食べ慣れている食事や料理、お気に入りのメニューのこともいう。ただし、常食の定義は、この言葉が使われる場面に応じて、異同があり、一定ではない。
出典: 常食 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0