雲の上
くものうえ
表現名詞頻度ランク #33876 · 青空 4 例
標準
above the clouds
文例 · 用例
この雲の上には実に東京ではめったに見られない紺青の秋の空が澄み切って、じりじり暑い残暑の日光が無風の庭の葉鶏頭に輝いているのであった。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
火事で真紅に染まった雲の上には青い月が照らしていた。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
浜口雄幸がどうしたとか、若槻が何だとか、田中は陸軍大将で、おおかた元帥になろうとしていたところをやめて政治家になったとか、自分たちにとっては、実に、富士山よりも高く雲の上の上にそびえていて、浜口がどうしようが、こうしようが、三文の損得にもならないことを、熱心に喋って得々としている。
— 黒島傳治 『選挙漫談』 青空文庫
そういうことは、勿論、雲の上にかくれて彼等、には分らなかった。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
その雲の上に、金いろの立派な人が三人まっすぐに立ってゐます。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
その雲の上に、金いろの立派な人が三人まっすぐに立っています。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
そうして、やがて夜になると、そうした塵の大群は、われもわれもと大空に匐い上って、都の光明を雲の上まで高く高く吸い上げて、夜もすがらの大火事を幻想させる一方に、愚かしい山々や森林の形を地平線上に浮き出させて、力ない、疲れ切った農民の眠りを見守らせているのだ。
— 夢野久作 『塵』 青空文庫
(空中の場面に於ける目※連その他諸天神将達が雲の上にて台詞を交し居るうちにも、背景の夜の空はキネオラマ式に移り動き、恰も舞台の人物とそれらを乗せたる雲が空中を飛揚し行くような錯覚を起さしめる。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
作例 · 標準
飛行機は、真っ青な雲の上を快適に飛んでいた。
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雲の上から見る夕日は、息をのむほど美しかった。
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山の頂上からは、一面に広がる雲の上が見えた。
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標準
the Imperial Court
作例 · 標準
彼は雲の上で働くことを夢見て、京へと上った。
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雲の上の人々は、庶民の暮らしを知らない。
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古典文学には、雲の上の雅な生活が描かれている。
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標準
something unreachable
作例 · 標準
彼のような天才は、私にとって雲の上の存在だ。
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彼女の美しさは、まるで雲の上のようだ。
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彼は雲の上の目標を掲げ、日々努力を続けている。
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