証拠だてる
しょうこだてる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to prove
文例 · 用例
言わば、それが彼女の美貌を証拠だてるというわけである。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
われわれが彼をどんな種類の監禁のもとに置くにしても――この手段は最後のものとして、私は承認するのみであるが――われわれの行為を正当なるものと証拠だてる場合には、この日誌がどれほど役に立つことになるかもしれないからである。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
それを証拠だてるものとしては、作家に雌伏時代といふものがあるとすれば、彼女の雌伏時代は決して短かい期間ではなかつたことを想つてみたらいゝ、小倉氏がそれでは優れた作品を描かなかつたのであらうか、否、決してさうではない。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
本国から随伴してきた工廠技師の厳密な試験によりまして、七個からなる忠魂塔の各区分には、いささかの罅も入っていない実に立派なものであるということを証拠だてることができました。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
たといみや子が夫婦間の特別な敏感さを利用して熾に暗号を送ったとしても、その時の彼は、頼りにならない無反応の冷淡さを証拠だてるに過なかったろう。
— 宮本百合子 『伊太利亜の古陶』 青空文庫
このセンチメンタルであって同時に封建的な物語法が日本の民衆の趣味の中に残されている間は、日本民主化の現実が何処にか封建の影をもっていることを証拠だてる。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
何かといえば*5バッカスに贄を捧げて、今なおスラヴ族の血が多量に異教時代の名残を留めていることを証拠だてる。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
某政治家も爛酔して前後もわきまえず女中の助けをかりて蹣跚として玄関に来たが、自分の強さ加減を証拠だてるため、女中が冠らせた帽子を、戦く手より奪いとり、玄関の柱に叩きつけ、意気揚々として車で帰ったことがある。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
作例 · 標準
自らの潔白を証拠だてるために、当時のアリバイを必死に証明した。
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この実験結果は、私の仮説が正しいことを強力に証拠だてている。
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曖昧な証言ではなく、客観的な数値によって事実を証拠だてるべきだ。
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