調整器
ちょうせいき
名詞
標準
文例 · 用例
左右の羽根の刺激の不平均のために、無意識に自動的に羽根の動きの不平均が起こって、結局左右が平均するまでからだを回転させ、そうして刺激を増大するような方向に進行させるという自動調整器を持参しているのであろうか。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
この店は、ブロンズ扉や、ボード・ジョインターや特殊錠、欄間調整器などの建築金具を輸入し、輸出のほうは、印度、蘭印方面へ日本雑貨を向けていた。
— 小栗虫太郎 『一週一夜物語』 青空文庫
かれは作業服を着て、一段高い配電盤のまえに立って、一同のほうに背中を見せ、しきりに計器を見ながらハンドル型の調整器をまわしているのだった。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
そうだとも、もちろんその計器の調整器のハンドルをまわしてだ」 ダリヤ嬢とよばれた猿の生まれかわりみたいな顔のお喋り姫は、博士に命ぜられると、すぐ配電盤のところへ行って、そのとおりにした。
— 海野十三 『海底都市』 青空文庫
なんの物音も聞こえない極度の興奮状態のなかで、あるときは全身が視神経になり、あるときは自動バランス調整器のジャイロコンパスになる。
— 片岡義男 『波乗りの島』 青空文庫