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心す

こころす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
1
標準
to take care
文例 · 用例
何故ならば、無勢であるために多勢にとつて覗き見ること難きものを窘めることはまた、芸術側が面白い故に面白いものだけを関心するのに相似し平行してゐる。
中原中也 芸術論覚え書 青空文庫
茲で一寸序でに述べたいことは、「さうか、では悪意の仕業とも見えることがあつても、関心するには及ばないのだな」と考へ勝ちな人々が少くはない。
中原中也 我が詩観 青空文庫
だが、いよいよ、では詩をやらうかと決心するためには、詩の限界を見定めてからでなくてはならぬと思ふのであつた。
中原中也 我が詩観 青空文庫
大正九年、露細亜詩人ベールィの作を雑誌で見かけて破格語法なぞといふことは、随分先から行はれてゐることなんだなと安心す
中原中也 我が詩観 青空文庫
聲最も悲しく、わが心すべて斷腸せり。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
お爺さんの瘤が一夜のうちに消失してゐるのを見てとつて、さすがの聖人も、内心すこしく驚いたのであるが、しかし、父母の容貌に就いてとやかくの批評がましい事を言ふのは、聖人の道にそむくと思ひ、氣附かぬ振りして默つて別れたのである。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
だが、それが此の世といふものなんで、其処に我等は生きてをり、それは任意の不公平ではなく、それに因て我等自身も構成されたる原理であれば、然らば、この世に極端はないとて、一先づ休心するもよからう。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
午後四時にはもう三代吉の父親の辰五郎が白米、薩摩芋、大根、茄子、醤油、砂糖など車に積んで持って来たので少し安心する事が出来た。
寺田寅彦 震災日記より 青空文庫
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