穿る
ほじる異読 ほじくる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to dig up
文例 · 用例
「この砂利がこの壺穴を穿るのです。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
素人にはむづかしいといふ、鰻釣の絲捌きは中でも得意で、一晩出掛けると濕地で蚯蚓を穿るほど一かゞりにあげて來る。
— 泉鏡花 『夜釣』 青空文庫
素人にはむづかしいといふ、鰻釣の糸捌きは中でも得意で、一晩出掛けると、湿地で蚯蚓を穿るほど一かゞりにあげて来る。
— 泉鏡花 『夜釣』 青空文庫
「それを掘り当てようため、十人の雛妓が懸命に穿る箸の尖で、あの結構なお庭が一とき菊石面になったわけ」 二人はまるで病気なぞそっちのけで賑かな笑い声を合わせました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
『或る幼虫は簡単にその体を地中に匿くすし、他のものは壁の磨いた面を穿る。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
イワンは、何だつてそんなことを一々聞きほじるのだらうと、ふしんに思ひながら、すべてをありのまゝに話しました。
— 鈴木三重吉 『ざんげ』 青空文庫
なんしろあなた、後向きでもお客様の鼻くそをほじる音まで聞き分けるてえ驚きいつた天才でさア」 酔客のケンケンガクガクずらりと並んだあちら側を、首だけだしたオバサンがお盆を目の高さに捧げ持つてナメクヂの速度で往復してゐる。
— 坂口安吾 『金銭無情』 青空文庫
如何様な立派な家にも必ず雪隠があると同じように、何処の国でも蓋を開けてみれば幾らかは臭いところがあるが、それを日本人は正直に台所の隅々までほじる癖があるのは、却っていけぬ。
— 大隈重信 『現代の婦人に告ぐ』 青空文庫
作例 · 標準
耳かきで耳の穴を穿るのが癖になっているが、あまり良くないらしい。
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箸を使って煮魚の身を穿るようにして食べた。
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庭の地面を棒で穿ってみたら、古い硬貨が出てきて驚いた。
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標準
to pry into
作例 · 標準
過去の些細な失敗をいつまでも穿るのは、もうやめてほしい。
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彼は他人のプライベートを根掘り葉掘り穿るような真似ばかりしている。
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政治家の隠された不正を穿るために、記者が徹底的な取材を行った。
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