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許りに

ばかりに
副詞
1
標準
(simply) because
文例 · 用例
赤熱しない許りに焼けた、鉄デッキと、直ぐ側で熔鉱炉の蓋でも明けられたような、太陽の直射とに、「又当てられた」んだろうと、仲間の者は思った。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
彼の手は溢れる許りに詰め込まれた函の手紙を一一とり出してゐる。
平出修 公判 青空文庫
「おおこれだ」と云はない許りに、期待も焦心も願望もそれ一通に籠つてゐるかのやうに、狂気じみた身悶えして、怪物はただ凝視した。
平出修 公判 青空文庫
只真似をしたい許りに大言激語を放つて居たにすぎない。
平出修 逆徒 青空文庫
哀れむべき小雀は魂も消える許りに打倒れて、一言の弁解さへ口から出なかつた。
平出修 逆徒 青空文庫
美わしくも怖しきは浮世なれかよわき人の子は背負切れぬ荷をば負わされどうにもできない情慾の種子を植えつけられた許りに善だ悪だ罪だ罰だと呪わるるばかりどうにもできない只まごつくばかり抑え摧く力も意志も授けられぬ許りにどこをどう彷徨まわってたんだいナニ批判 検討 再認識?
太宰治 人間失格 青空文庫
その最初の喧嘩の際、汐田は卒倒せん許りに興奮して、しまいに、滴々と鼻血を流したのであるが、そのような愚直な挿話さえ、年若い私の胸を異様に轟かせたものだ。
太宰治 列車 青空文庫
その最初の喧嘩の際、汐田は卒倒せん許りに興奮して、しまひに、滴々と鼻血を流したのであるが、そのやうな愚直な※話さへ、年若い私の胸を異樣に轟かせたものだ。
太宰治 列車 青空文庫
作例 · 標準
あの時、彼の一言を信じたばかりに、ひどい目に遭った。
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少しの不注意があったばかりに、大きな事故につながってしまった。
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欲を出したばかりに、すべてを失ってしまった。
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2
標準
as if to
作例 · 標準
彼は悔しさを紛らわせるばかりに、大声で叫んだ。
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彼女は逃げ出すばかりに、全速力で走り去った。
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その犬は、興奮するばかりに尻尾を激しく振っていた。
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