苟も
いやしくも
副詞頻度ランク #29700 · 青空 301 例
標準
any
文例 · 用例
文章に音律を沒却しては苟も文章とは云へない。
— 泉鏡花 『文章の音律』 青空文庫
勿論人各々主義あり、斯かる主義を自己一人にて実行するは勝手なり、余輩敢て干渉の限りにあらずと雖も、苟も這般の陋劣なる、無気力なる、非愛国的なる主義を全国に唱導伝播するに至つては、断じて黙視すべきにあらず。
— 押川春浪 『警戒すべき日本』 青空文庫
苟も言にして信ぜられざらんか。
— 泉鏡太郎 『鑑定』 青空文庫
苟も文學を以て生命とするものならば單に美といふ丈では滿足が出來ない。
— 夏目漱石 『鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年』 青空文庫
専政だらうが圧制だらうが、苟も国家の統一を維持し、又国家の威力を増進する以上は、いくら何う用ひても構はないものだといふ決論に到着した。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
知己 苟も遇はざれば、終世 怨み※まず。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
門を出でゝ 天日を睹る、行也 焉にぞ 肯て苟もせん。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
苟も徒に 文辞に溺れなば、蛍※ 妍を争はんと欲するなり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
作例 · 標準
苟も一国の宰相たる者が、軽々しくそのような発言をしてはならない。
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「苟も人の上に立つなら、まずは自分を厳しく律しなさい」と教えられた。
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苟もプロの料理人を名乗る以上、食材の品質には妥協できない。
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