毒死
どくし
名詞
標準
文例 · 用例
実にあの義人哲学者は、すべての俗衆的愚劣のもの、俗衆的先入見を憎悪し、これによって獄に毒死されたのである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
「案の定――」「毒死か!
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
「寿、中山数馬」 はっきりと、あの毒死をとげたご宝蔵おん刀番の名が見えるのです。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
身に覚えのねえものが、中山数馬の毒死を知っているはずはねえ。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
可賀にさえも毒死の一件はあかさなかったんだ。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
屍体にも外傷は愚か、中毒死らしい徴候さえ、残されていないのである。
— 小栗虫太郎 『失楽園殺人事件』 青空文庫
(調所殿が、敵党の奸策にかかって、毒死なされた上は、是非もない) と、仲太郎は、決心したのであった。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
「毒死致した調所、あれから、密貿易の証拠品を盗み出した。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫