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不徳漢

ふとくかん
名詞
1
標準
crook
文例 · 用例
世間を欺き、家庭を欺き、学問を冒涜し、最後に、恋人をすら欺かなければならなかった不徳漢にとって、残された道は死あるのみです。
平林初之輔 人造人間 青空文庫
たまたま一部に不徳漢があったということは決して四社連盟を正当づける理由とはならない。
伊丹万作 映画界手近の問題 青空文庫
ところが、女の私の名声をねたむ人があって、ある日看守のすきをねらって、何者とも知れない不徳漢が、亀遊の顔を鉛筆でめちゃめちゃに汚してしまったのです。
上村松園 作画について 青空文庫
それは「不徳漢」という一種の刻印を、誰からか無理に額に打ち込められたことと同じだった。
横光利一 旅愁 青空文庫
また、明治から今まで七十年の間、同様に優れた人人の胸に突きつけられ、今もなおどちらを向こうとも面前に立ち顕れ、「不徳漢」と狙って来る精神の白刃であった。
横光利一 旅愁 青空文庫
不徳漢で……卑怯者で……。
豊島与志雄 傷痕の背景 青空文庫
最後に、喜田は歴史を喰い物にして、それを押売りする不徳漢だとか、喜田は歴史研究の結果を枉げて、しいて融和の援兵に使っている、偽学者だとかいう非難があります。
喜田貞吉 融和問題に関する歴史的考察 青空文庫
その間に例の不徳漢が朝鮮人の小牛を盗んで帰ろうとしたので、朝鮮兵から射撃され、マニラ人が一人即死、一人負傷、問題の不徳漢自身も負傷のため死んだ。
服部之総 撥陵遠征隊 青空文庫
作例 · 標準
その男は、多くの人々から不徳漢と呼ばれ恐れられていた。
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不徳漢の策略にはまって、彼は全財産を失った。
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「あいつは本当に不徳漢だな。信用するなよ!」
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