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声を呑む

こえをのむ
表現動詞-五段-マ行
1
標準
to choke up
文例 · 用例
大文字山を越ゆる松風の音までも気を呑み、声を呑むばかりなり。
夢野久作 白くれない 青空文庫
「うう、と殺されそうな声を呑むと、私は、この場合、婦二人、生命を預る……私は、むくと起きて、しにみに覚悟して、蚊帳を刎ねた、その時、横ゆれに靡いて、あとへ下ったその婦が、気に圧されて遁げ状に板敷を、ふらふらとあと退りに退るのを夢中で引捉えようとしました。
泉鏡花 甲乙 青空文庫
「省さん、あとから手紙で申し上げますから、今夜は思うさま泣かしてください」 しどろもどろにおとよは声を呑むのである。
伊藤左千夫 春の潮 青空文庫
人を――」 と、叫びかけて、声を呑む
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
どうも何処から聞えるのか、其は能く解らなかつたが、まあ楼梯の下あたり、暗い廊下の辺ででもあるか、誰かしら声を呑む様子。
島崎藤村 破戒 青空文庫
彼女は、ギクリとして、「あッ」と、声を呑む
岸田國士 緑の星 青空文庫
万籟闃として声を呑む、無人の地帯にただ一人、姉の死体を湖の中へ引き摺り込むスパセニアの姿こそ、思うだに凄愴極まりない。
橘外男 墓が呼んでいる 青空文庫
作例 · 標準
目の前に広がるあまりにも美しい夕焼けに、二人は思わず声を呑んで見惚れた。
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事故の悲惨な状況を目の当たりにした目撃者たちは、恐怖で声を呑んだ
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発表された当選者の名前に、会場全体が驚きのあまり一瞬声を呑んだ
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2
標準
to hold one's tongue
作例 · 標準
本当のことを言いそうになったが、ここで揉めるのは得策ではないと声を呑んだ
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厳しい叱責を受けている最中、彼は反論したい気持ちを必死に抑えて声を呑んだ
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「それは秘密よ」と釘を刺され、彼は言いかけた言葉を慌てて声を呑んで隠した。
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声を呑む(こえをのむ) — 幻辞.com