転轍
てんてつ
名詞動詞-サ変
標準
switching or shunting (of a rail car)
文例 · 用例
停車場のくすぶった車庫や、ペンキのはげかかったタンクや転轍台のようなものまでも、小春の日光と空気の魔術にかかって名状のできない美しい色の配合を見せていた。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
あんまり家の中にばかりいるのも、身体のためじゃないぜ」 西村はそう言いながら転轍機の傍へ近付いて行った。
— 佐左木俊郎 『汽笛』 青空文庫
それも、単に本線との連結点の軌条を布設し、そこに以前のように転轍器を装置しさせすればすんだのだ。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
そのため、転轍器の動揺も二人の乗客には少しも気づかれないですんだようだった。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
三『これより先き、一人の我が助手は、例の列車が果して首尾よく引込線の方へ転轍されて行くかどうかを監視するため、転轍器の側に待っていたのだ。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
それは、万一列車が本線を直進してしまうような惧れがあっても――我々はそれをことによると有り得べきことだと思ったからだ、転轍器が非常に錆び切っていたので――直ちに応急手段にうったえることが出来ようためだった。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
」とホームズが言うそばで、転轍機のあたりでがたごと車体を揺らす汽車をふたりしてながめた。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
そしてそのカーブの終りに近く、下り一番線から下り本線への亙り線の転轍器の西で、とうとう私達は、異様な第二の他殺屍体にぶつかってしまった。
— 大阪圭吉 『気狂い機関車』 青空文庫
作例 · 標準
鉄道の分岐点で、転轍が行われるたびにガタンと大きな音がする。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
操車場で多くの貨物列車が転轍され、それぞれの目的地へと送り出されていく。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
昔の鉄道映画では、手動で転轍する係員の姿がよく描かれていた。
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