広告文
こうこくぶん
名詞
標準
文例 · 用例
新聞では、本の広告文が一ばんたのしい。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫
近日、短篇集お出しの由、この広告文を盗みなさい。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
空には軽気球がうかんでいて、百貨店の大売出しの広告文字がぶらさがっていた。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
自転車に乗れる青年を求むという広告文で、それと察しなかったのは迂濶だった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
一人分八百円ずつ、取るものは取ったが、しかし、果して新聞の広告文通り約束を実行したかどうか。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
ある日、製薬会社が広告文案係を求めているのを見て、広告文案など作れそうにもなかったが、とにかく三つばかり文案を作って履歴書と一緒に送ったところ、一週間ほど経って面会の通知が来た。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
広告文の出来が良くても、中学校から三高へはいった秀才でも、小さな会社ならいざしらず、うちのような大会社ではこういう男は困るのだ。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
翌日の新聞に、その会社の広告文案募集の広告が出ていた。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫