骨身を惜しまず
ほねみをおしまず
表現
標準
unsparing
文例 · 用例
彼らがそれを意識せず、生きるという事はすべてこうしたものだとあきらめをつけて、疑いもせず、不平も言わず、自分のために、自分の養わなければならない親や妻や子のために、毎日毎日板子一枚の下は地獄のような境界に身を放げ出して、せっせと骨身を惜しまず働く姿はほんとうに悲壮だ。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
ただ君の家では父上といい、兄上といい、根性っ骨の強い正直な人たちだったので、すべての激しい運命を真正面から受け取って、骨身を惜しまず働いていたから、曲がったなりにも今日今日を事欠かずに過ごしているのだ。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
諸君に対して、お前は能なしの驢馬だという考えを、別に隠そうともしないようなあけっ放しの男や、諸君の性格を傷つけたり、諸君の細君の娯楽を思い違いするような女は、かえって諸君が病気にかかったり、または非常な心配事に出逢ったりする場合には、骨身を惜しまずに尽くしてくれるものである。
— 幻の人力車 『世界怪談名作集』 青空文庫
運転がトテモ上手で、スタイルがよくて、骨身を惜しまず働くのでグングン昇給して行く人です。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
私は、他のことは杜漏ですが、画に関する限り、誠にキチンと骨身を惜しまずいたします。
— ――皇太后陛下御下命画に二十一年間の精進をこめて上納―― 『画筆に生きる五十年』 青空文庫
内儀さんとすれば、種が自分を生みの母親とでも思いこんでいるのか骨身を惜しまず、下の方の世話までしてくれるその心根がいじらしい上に永い間、お初のことやら病気やらで思いやつれた孤独の身が今では種を唯ひとりの頼りに生き永らえているようなものである。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
――――――――――――――――― お民は愈骨身を惜しまず、男の仕事を奪ひつづけた。
— 芥川龍之介 『一塊の土』 青空文庫
弟子の由次郎は、そのあいだにも、ひとりで骨身を惜しまずに働いていた。
— 堀辰雄 『花を持てる女』 青空文庫
作例 · 標準
彼は骨身を惜しまず、研究に没頭した。
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「骨身を惜しまず働けば、必ず報われる」と師匠は言った。
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骨身を惜しまず努力した結果、彼は夢を叶えた。
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