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文金高島田

ぶんきんたかしまだ
名詞
1
標準
unswept hairdo originating in the mid-eighteenth century (now popular at traditional weddings)
文例 · 用例
琴 学生時代には本郷へんの屋敷町を歩いているとあちらこちらの垣根の中や植え込みの奥から琴の音がもれ聞こえて、文金高島田でなくば桃割れ銀杏返しの美人を想像させたものであるが、昨今そういう山の手の住宅区域を歩いてみても琴の音を聞くことはほとんど皆無と言ってもいいくらいである。
寺田寅彦 柿の種 青空文庫
文金高島田にやの字の帯を締めた武家の娘が、供の女を連れて徐かにはいって来た。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
「大阪では文金高島田、緋縮緬の着物に黒縮緬の帯という芝居の姫君のような濃艶な姿、また京都その他では黒白赤の三枚重ね」と土地柄を見て演出効果を考えていたことも相馬黒光女史の「明治初期の三女性」の中に語られている。
宮本百合子 女性の歴史の七十四年 青空文庫
そこで嫁を、京都で一番品のよい島田を結う人のところへやりまして、文金高島田を結ってもらいました。
――皇太后陛下御下命画に二十一年間の精進をこめて上納―― 画筆に生きる五十年 青空文庫
然し時代は移り変っても、どの時代にもすたらずに永く続けられてるものは島田と丸髷で、娘さんの文金高島田にお母さんの丸髷は、品があって奥床しい。
上村松園 京のその頃 青空文庫
この絵は私のあとつぎである松篁の妻のたね子や、謡の先生のお嬢さんや、女のお弟子さんたちをモデルに使いましたが、たね子を京都で一番上手な髪結さんのところへやって一番上品な文金高島田に結わせ、着物も嫁入りのときの大振袖をきせ、丸帯もちゃんと結ばせて構図をとったのであります。
上村松園 作画について 青空文庫
結綿、割唐子、めおと髷、唐人髷、蝶々、文金高島田、島田崩し、投島田、奴島田、天神ふくら雀、おたらい、銀杏返し、長船、おばこ、兵庫、勝山丸髷、三つ輪、芸妓結、茶筌、達磨返し、しゃこ、切髪、芸子髷、かつら下、久米三髷、新橋形丸髷。
上村松園 青空文庫
髪は文金高島田に結って間もなく、一筋の乱れ毛も無いので有った。
江見水蔭 死剣と生縄 青空文庫
作例 · 標準
姉は結婚式で白無垢を着るため、美容室で伝統的な文金高島田を結い上げてもらった。
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時代劇の撮影に向けて、熟練のかつら職人が見事な文金高島田を一つひとつ仕上げている。
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最近の和装ウェディングでは、文金高島田ではなく洋風の華やかなヘアスタイルを選ぶ花嫁も多い。
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