一人舞
ひとりまい
名詞
標準
dance performed by a single person
文例 · 用例
静一人舞いたりとても、竜神|示現あるべきか。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
静一人舞ひたりとても、竜神示現あるべきか。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
満場ただ伝六郎の一人舞台になってシインとしかけているところへ、縁側の障子の西日の前に一人の小女の影法師がチョコチョコと出て来て跪いた。
— 夢野久作 『笑う唖女』 青空文庫
舞台面が寂しい上に、主人公が盲目でちっとも動きがなく、むやみに長台詞をならべているばかりであるから、いくら団十郎の一人舞台でも、その当時の観客は頗る悩まされたに相違ない。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
各国の観衆の中で昨日までは黒人とドイツ人の一人舞台の観があった。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
また話がはずみ、――と云つても、殆ど嘉助の一人舞臺で、その間に挾む駿介のどんなちよつとした言葉でもが、嘉助の熱烈な共鳴を受けるのだつた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
当然、見物より先に傾注し、活々とした反応を示すべき周囲が、冷やかに納り込んで、一人舞台の芸を種々な感情で観察でもしているように見えるのはどういうものだろう。
— ――九月の帝国劇場―― 『印象』 青空文庫
どうせ義雄さんの方から節ちゃんの食い扶持が行く訳ではなかろうし、台湾の伯母さんから見れば厄介者が一人舞込むようなものだからねえ。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
作例 · 標準
祭りの夜、篝火の前で神秘的な一人舞が奉納された。
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彼女は感情を込めて、悲しい一人舞を披露した。
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一人舞は、舞手自身の内面世界を表現するのに適している。
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