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裁ち縫い

たちぬい
名詞動詞-サ変
1
標準
cutting and sewing
文例 · 用例
お母様はそれから十一になられますと、博多の小山という所の母方の御親戚に当るお婆さんの処へ行って、機織、裁ち縫いなぞをお習いになりましたが、そのお婆さんが名高い八釜し屋のお師匠さんでしたのに、お母様ばかりは何も云われませんでしたそうで、十四歳の時には、もうお師匠様と変らぬ位にお出来になりました。
夢野久作 押絵の奇蹟 青空文庫
暮には残しておいた山畑を売りに父親が田舎へ出向いて行って、その金を持って帰って来ると、ようやく諸払いを済まして、お庄兄弟のためにも新しい春着が裁ち縫いされ、下駄や簪も買えた。
徳田秋声 足迹 青空文庫
一般に、染めや、裁ち縫いが、家々の顔見合わぬ女どうしの競技のように、もてはやされた。
折口信夫 死者の書 青空文庫
「手が荒れているようだが」と終りに重太夫が作兵衛に訊いた、「そのほうでは娘に水仕事などをさせるのか」「家風でございまして」と作兵衛は答えた、「娘どもには芸ごとよりも、拭き掃除、炊事、裁ち縫いから、洗濯までさせるのが、しきたりでございます」 重太夫の唇にうす笑いがうかんだ。
山本周五郎 若き日の摂津守 青空文庫
(c)これこそ他人にはかせる靴を裁ち縫いすること、御苦労様な話である。
ESSAIS DE MONTAIGNE モンテーニュ随想録 青空文庫
作例 · 標準
祖母は裁ち縫いが得意で、私の幼稚園のバッグも全部手作りしてくれた。
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趣味の裁ち縫いに冒頭していると、時間が経つのを忘れてしまう。
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昔の女性は、自分や家族の服を裁ち縫いするのが当たり前の嗜みだった。
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