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戸車

とぐるま
名詞
1
標準
sash roller
文例 · 用例
その後四つ五つとなると、私は大概の玩具よりも遥かに釘だの戸車だの卦算だのを愛するやうになるのだが、それは何かうまく云へないまでも大変我乍ら好もしいことのやうに思はれてならない。
――世の母びと達に捧ぐ―― 一つの境涯 青空文庫
小祠宮沢賢治赤き鳥居はあせたれど杉のうれ行く冬の雲野は殿堂の続きかなよくすかれたる日本紙は一年風に完けきと雪の反射に知りぬべしかしこは一の篩にてひとまづそこに香を浄み入り来るなりと云ひ伝ふ雪の堆のなかにしてりゝと軋れる井戸車野は楽の音に充つるかな
宮沢賢治 小祠 青空文庫
三男  井戸車のある家と、めくらのじいさんのお家の間をとおっていくとね、杉の垣根にあながあいてるからね、そこをくぐると、お医者さんちの裏だよ。
新美南吉 病む子の祭 青空文庫
戸車のお家とめくらのじいさんちの間に、からたちの垣根を結んじまったから。
新美南吉 病む子の祭 青空文庫
『今日はほんとによく晴れたお天氣ですこと、あの厭なぎいぎいいふ井戸車の音も、何となく今日はのどかに聞えるではありませんか。
――ある妻の手紙―― 青空文庫
その井戸車の軋る音を寢床に聞いて、『芳はまあ……』と、病人の聲が震へた。
水野仙子 四十餘日 青空文庫
その日は出入りの者も二三人手伝ひに来て、終日裏の大井戸の井戸車がガラガラと鳴り、子供ながらに浮々してゐたのに、私はすつかりジレて夕飯も食べなかつた。
嘉村礒多 途上 青空文庫
五月五日、発東京向神戸車上有作万里向西辞帝※。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
作例 · 標準
引き戸の動きが悪くなったので確認してみると、下の戸車にゴミが詰まっていた。
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サッシの戸車が磨耗してガタついているので、新しいものに交換する必要がある。
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ホームセンターで汎用の戸車を買ってきて、重かった玄関の扉を自分で修理した。
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