藁草履
わらぞうり
名詞
標準
straw zori
文例 · 用例
藁草履を不用にする地下足袋や、流行のパラソルや、大正琴や、水あげポンプを町から積んで。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
よなべに作る藁草履を捨てゝ地下足袋を買えば、金がいる。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
そのかわりそんなきれを鼻緒に巻いた藁草履やわかめなどを置いて行ってくれる。
— 梶井基次郎 『海 断片』 青空文庫
)と件の桶を小脇に抱えて、縁側から、藁草履を穿いて出たが、屈んで板縁の下を覗いて、引出したのは一足の古|下駄で、かちりと合して埃を払いて揃えてくれた。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
廉平は、言葉も通じず、国も違って便がないから、かわって処置せよ、と暗示されたかのごとく、その苫船の中に何事かあることを悟ったので、心しながら、気は急ぎ、つかつかと毛脛長く藁草履で立寄った。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
藁草履の擦切れたので、埃をはたはた。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
そんなことを構うもんか、こっちはそのせいで藁草履を穿いて歩いてる位じゃもの。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」 さなり、多磨太君の藁草履は、人の跡を跟けるのに跫音を立てぬ用意である。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
縁側には、手作りのわら草履が置いてあった。
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夏祭りでは、浴衣に合わせてわら草履を履くのが定番だ。
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わら草履は通気性が良く、夏の暑い日に最適だ。
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