鳴り止む
なりやむ
動詞
標準
文例 · 用例
「アヱ、マリア」の鐘鳴り止む頃、再び博士の家に往きぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
鐘が鳴り止むと子供は、「もつと/\!
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
」 ベルが鳴り止むと同時に襖を隔てた隣室から、何かの暗記練習をしてゐるやうな白々しく忠実な調子で彼の妻は様々な呼びかけをするのであつた。
— 牧野信一 『F村での春』 青空文庫
しかしそれが鳴り止むと、今度はチッキンチッキンと忙しい音が続く。
— 原民喜 『童話』 青空文庫
いつ、この「至上命令」のラッパは鳴り止むのか。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
響板が鳴り止む前に次の音を叩けば、その音は必ず前の音と混雑するに決っている。
— 兼常清佐 『音楽界の迷信』 青空文庫
「シツ」 丁度|子刻(十二時)、上野の鐘がかすかに餘韻を引いて鳴り止むと、何處からともなく、ユラリと出て來た者があります。
— 酒屋火事 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「シッ」 ちょうど子刻(十二時)、上野の鐘がかすかに余韻を引いて鳴り止むと、どこからともなく、ユラリと出て来た者があります。
— 酒屋火事 『銭形平次捕物控』 青空文庫