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鞠躬

きっきゅう
名詞
1
標準
文例 · 用例
「満船の時はどうも仕方がありません」と、ボースンは鞠躬如として答えた。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
丁はさらに鞠躬如として甲にお掛けなさいと言う。
太宰治 惜別 青空文庫
そもそも初枝女史は、実に筆者の実姉にあたり、かつまた、筆者のフランス語の教師なのでありますから、筆者は、つねにその御識見にそむかざるよう、鞠躬如として、もっぱらお追従に之努めなければなりませぬ。
太宰治 ろまん燈籠 青空文庫
俺も相当|鞠躬如たらざるを得なかった。
有島武郎 星座 青空文庫
的替えい」 英膳、鞠躬如としてつけ替えたのは一寸角の金的です。
仙台に現れた退屈男 旗本退屈男 第七話 青空文庫
私を案内して呉れる役所の人がヘルメットをかぶつて道を行くと、島民共は鞠躬如として道を讓り、恭しく頭を下げる。
――ミクロネシヤ巡島記抄―― 環礁 青空文庫
私を案内してくれる役所の人がヘルメットをかぶって道を行くと、島民どもは鞠躬如として道を譲り、恭しく頭を下げる。
――ミクロネシヤ巡島記抄―― 環礁 青空文庫
広い詩界をわざとらしく窮屈に縄張りをして、極めて自尊的に、極めてことさらに、極めてせせこましく、必要もないのに鞠躬如として、あぶくを飲んで結構がるものはいわゆる茶人である。
夏目漱石 草枕 青空文庫