恋愛観
れんあいかん
名詞
標準
one's view on love
文例 · 用例
これらの武士道観、恋愛観は、ある意味からともかくも唯物論的な西鶴の立場を窺わせる窓口となるものでないかと思われる。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
それから彼は紅葉の芸術を説き其恋愛観を批判し遂に新時代を軽蔑し、ついでに僕の小説を罵倒した。
— 牧野信一 『予の恋愛観』 青空文庫
君が後年の恋愛観もかういふ処から来てゐるので、その女性は必ず彼自身のものでなくてはならず、如何なる環境におかれるにしても、弱い彼の庇護者としての母性であり恋人であらねばならぬのである。
— 徳田秋聲 『亡鏡花君を語る』 青空文庫
この自己中心の恋愛観は、「外科室」初め、大抵の小説に現はされてゐるが、「高野聖」において、完全に象徴化されてゐると言つていい。
— 徳田秋聲 『亡鏡花君を語る』 青空文庫
『恋愛三昧』の方では、私は更に若い作者の恋愛観を見た。
— 田山録弥 『社会と自己』 青空文庫
風俗画としての面から今日の文学を見れば、たとえば丹羽文雄氏によって描かれている女の姿も一箇の絵図であろうし、菊池寛氏の家庭、恋愛観も常識というものの動きを除外していえば最もひろい底辺を示しているであろう。
— ――鴎外・漱石・荷風の婦人観にふれて―― 『歴史の落穂』 青空文庫
斯く想像すると、捨吉は自分の若い心に、あの男の書いたものに発見する恋愛観――おそらく稀に見るほどの激情に富んだ恋愛観とその早い結婚とを結びつけて考えずにはいられなかった。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
「高野聖」までの彼の全貌が――幻想のなかに漂つてゐる、一貫した人生観、恋愛観が、レンズに映る草花のやうに浮びだして来た。
— 徳田秋聲 『和解』 青空文庫
作例 · 標準
人それぞれ恋愛観が違うのは当然のことだ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼とは恋愛観が合わず、些細なことでよく喧嘩になった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
年齢を重ねるにつれて、私の恋愛観も少しずつ変化してきた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro