癸酉
みずのととり異読 きゆう
名詞
標準
Water Rooster (10th term of the sexagenary cycle, e.g. 1933, 1993, 2053)
文例 · 用例
六年(癸酉) 一八七三○三月、村山座の一番目「酒井の太鼓」にて、権之助の酒井左衛門尉と菊五郎の鳴瀬東蔵との渡り台詞に「かく文明の世の中に、開化を知らぬは愚でござる」といい、観客はその時代違いを咎めずして、大いに喝采せり。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
果して、三年後の建保元年癸酉のとしに、例の和田合戦が鎌倉に起り御ところも炎上いたしましたが、このやうなお夢の不思議はその後もしばしばございまして、またお夢ばかりではなく、御酒宴最中にお傍の人の顔をごらんになつて不意にその人の運命を御予言なさる事もございました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
二日、癸酉、昵近の祗候人の中、芸能の輩を撰びて結番せらる、学問所番と号す、各当番の日は、御学問所を去らず参候せしめ、面々に時の御要に随ふ、又和漢の古事を語り申す可きの由と云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
十七日、癸酉、晴、戌剋三度地震。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
六年癸酉、二十七歳。
— 森鴎外 『能久親王年譜』 青空文庫
取り上げて見ると、ちょっとした模様がついて、外に「癸酉年高麗瓦匠造」と書いてある。
— 伊波普猷 『土塊石片録』 青空文庫
其後文化四年丁卯と十年癸酉とに春水は又待遇を改められた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
状に「丁卯加禄卅石、十年癸酉進徒士将領(歩行頭)之列、職禄百二十石、并旧禄為三百石」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
作例 · 標準
癸酉の朝、澄み渡った空気の中で一番鶏の声が響き渡った。
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「癸酉生まれの君は、正義感が強くて曲がったことが嫌いなんだね」
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癸酉の年に奉納されたこの絵馬には、豊作を願う人々の想いが詰まっている。
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ウィキペディア
癸酉(みずのととり、きすいのとり、きゆう)は、干支の一つ。
出典: 癸酉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0