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出処進退

しゅっしょしんたい
名詞
1
標準
staying in one's position or resigning
文例 · 用例
ちっとも流行しないが、自分では、相当のもののつもりで出処進退、つつしみつつしみ言動している。
太宰治 作家の像 青空文庫
こうした出処進退の見事さはいまだ判らぬと見える。
中島敦 弟子 青空文庫
一人の人間の出処進退の適不適の方が、天下|蒼生の安危ということよりも大切なのであろうか?
中島敦 弟子 青空文庫
4 僕は出処進退に窮した。
太宰治 パンドラの匣 青空文庫
プロレタリア文学がまとまった運動としてあった頃は、その仕事にしたがう人々の出処進退というのは、文学の本質が必要としている方向の上から、全般的にとりあげて吟味されたし、読者もそういう点ではプロレタリア作家の現実社会での身の処しかたと作品の評価とを一致させるべきものとして観ていたし評価した。
宮本百合子 プロ文学の中間報告 青空文庫
現状に対する唯々諾々的態度、その出処進退に終始一貫した人間としての責任感がないことまで、その作家がもっている高い素直さ、人間性という評価をうける甘いホロリズムさえ、いつの間にか這い込んで来ていないことはない。
宮本百合子 文学の大衆化論について 青空文庫
或時神田孝平が私の処へ是非出ろと云て勧めに来たから、私は之に答えて、「一体君は何う思うか、男子の出処進退は銘々の好む通りにするが宜いではないか、世間一般そうありたいものではないか、之に異論はなかろう。
福翁自伝 福翁自伝 青空文庫
今日こゝにお集り下さつた方々は、その経歴、地位、また、現在の出処進退に於て、われわれが躊躇なく、味方と呼び得る方々であらうと信じますが、私自身、日本人として当然の国民的義務を負うてゐますと同様に、皆さんも、中華民国人として、言論行動の上の制約を顧慮せられなければなりますまい。
岸田國士 北支物情 青空文庫
作例 · 標準
不祥事の責任を問われた大臣は、「自らの出処進退は自分で決める」と明言した。
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男子たるもの、いざという時の出処進退を潔くするのは美徳の一つとされる。
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彼は組織の将来を考え、自らの出処進退を潔く後進に譲る決断を下した。
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