婚期
こんき
名詞
標準
marriageable age
文例 · 用例
娘の婚期は遅れて来た。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
いつか婚期を失ってしまったお蘭は自分自身を諦め切っている気持に伴って、もはや四郎を生ける人としては期待しなくなった。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
お前の婚期がおくれるくらいになっているのを知りながら、それをどうすることもできない自分を思うと、自分は苦しい。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「兄の画筆でも洗っているかな」不具で妻も持てない兄に侍して婚期をも後らした女を、男はあわれに思った。
— 岡本かの子 『窓』 青空文庫
いつか婚期を失ってしまったお蘭は自分自身を諦め切っている気持に伴って、最早や四郎を生ける人としては期待しなくなった。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
二十五といへば稍婚期遅れの方だが、しかし清潔に澄んだ瞳には屈託のない若さがたたへられてゐて、京都で見た頃まだ女学校へはいつたばかしであつたこのひとの面影も両の頬に残つて失はれてゐず、凛とした口調の中に通つてゐる弟への愛情にも、素直な感傷がうかがはれた。
— 織田作之助 『木の都』 青空文庫
伯母も身うちには薄倖の女で、良人には早く死に訣れ、四人ほどの子供もだんだん欠けて行き、末の子の婚期に入ったほどの娘が一人残って、塾の雑事を賄っていた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
結婚期限は五年ではいかゞ。
— 岡本かの子 『雪』 青空文庫
作例 · 標準
彼女はもう婚期を過ぎたからと、半ば諦めかけているようだ。
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多くの親は、子供が婚期を迎えることに喜びと少しの寂しさを感じる。
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婚期を逃したと嘆く友人に、「まだまだこれからだよ」と励ました。
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