犯罪性
はんざいせい
名詞
標準
criminality
文例 · 用例
獣のような本能、鳥のような虚栄心、犯罪性、残虐性、破壊性、耽溺性などいうのが下等の部類に属するのだそうである。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
精神的に悪い境遇に育ったもの、生れ付きヒネクレたもの、又は、良心欠乏、無智なぞいう先天的の犯罪性を帯びたものも、静かな地方を嫌って東京に出て来る。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
自ら秘密をつくり、秘密の帷のうちで吾と自ら吾肉体に邪悪の針を打ち込んで、快哉を叫ばんとする如き犯罪性に憧れてゐるのだらう。
— 牧野信一 『変装綺譚』 青空文庫
御承知のとおり、身体に何等かの肉体的異常を持つものは、男でも女でも幼い時分から一種のひがみを持ち、だんだん犯罪性を増して行くもので、極端になると、殺人狂になり了ります。
— 小酒井不木 『三つの痣』 青空文庫
尤も同じ不具者でも、殺人狂にまでなったものは、たとい嫉妬によって人を殺し、邪推であったとわかっても、オセロのように後悔しないのですが、それ程強い犯罪性のないものには、多少の悔恨の念は残って居る筈です。
— 小酒井不木 『三つの痣』 青空文庫
その犯罪性質が、彼をひとりおかなければならぬものなのであらうか。
— 島木健作 『癩』 青空文庫
――自分の一つおいて隣りの監房に移してはならぬ獨房の男、自分に近づけてはならぬ犯罪性質を持つた男、といへば、自分と同一の罪名の下に收容されてゐる者以外にはないのである。
— 島木健作 『癩』 青空文庫
その犯罪性質が、彼をひとりおかなければならぬものなのであろうか。
— 島木健作 『癩』 青空文庫
作例 · 標準
彼の言動には、わずかながら犯罪性が感じられた。
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専門家は、特定の環境が人の犯罪性を高める可能性を指摘した。
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彼の犯した行為に、社会は犯罪性の高さを感じ取った。
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